BSフジ LIVE プライムニュースに出演しました。


2013年5月15日。BSフジのライブ・プライムニュースに出演させていただきました。

出演の依頼は前日14日にありました。杉並区の行政不服申請で大きくニュースに取り上げられていた待機児童問題は、安倍総理のウーマノミクス・”横浜方式に続け”との宣言もあり、今や林横浜市長は待機児童ゼロを実現させたヒーローとなっています。その橫浜方式についてどうかということで、番組から私に出演依頼があったのです。

夕方には担当者からテーマに沿った問題について、電話で質問をされ、それに答えた後、後半のワークライフバランスの問題についても発言してもらえるかとの依頼でしたので、即了解をし、出演を決断しました。

このプライムニュースでイケダハヤトさんを知り、イケダさんのご援助でブログも書くことができるようになりましたので、私にとってはとても価値のある番組です。そして、と、プライムニュースであれば、現場の持っている問題をある程度きちんと話す事ができるかもしれないと思ったからです。

さて翌日の朝、番組の構成表をファックスでいただくと、タイトルは『待機児童ゼロへ急改善 市長が語る”横浜方式”』ということで、とにかく”待機児童ゼロ”を実現させようとしている林市長の手腕と成果を誉め称えるような流れになっており、私の存在はオカズのようでありました。

しかし、なぜ、横浜保育室のような“便利な保育園”に対して異論を唱えている人間が、そこにコメンテーターとして採用されたのでしょうか?よく、考えてみました。つまり、プロデューサーは、何らかの意図をもって私を採用した。つまり、私の役割は、林市長の”横浜方式に異論をはさめ”ということだと理解したのです。

でも、ちょっと心配でしたので、松居和先生に電話し、もしフジテレビが了解してくれたら、一緒に出ていただけないかとお願いしました。

番組はライブですから、ちょっと言葉を間違えればとんでもないことになります。2週間ほど前に、森雅子少子化担当大臣がこのプライムニュースに出演したときは、隣に藤沢久美さんが居て、森さんを養護するように発言をされている場面を見ていたので、松居先生にその役割をしていただこうと思ったのです。

隣で支えてくれる人がいれば、勇気がでます。松居先生は一つ返事で了解してくださいました。

しかし、番組の構成と人選は既に決まっていて、変更の余地はありませんでした。そこで、覚悟を決め、一人でプライムニュースに乗り込むことにしました。
さて、15日18時15分前に、フジテレビからのお迎えタクシーに乗り込みました。

ところがです。中央高速は集中工事で高井戸まで2時間という渋滞表示。19時15分にはスタジオに到着して打ち合わせするとの段取りになっていましたが、国立辺りで車はぴたっと止まり、動きません。さて、どうするか?

担当ディレクターに電話すると、メドが見えたら連絡が欲しいといいます。遅れたら遅れたなりに対応するというのです。まあ、私の存在というのはその程度のものだということでしょう。

ノロノロ、ノロノロと、それでも車は進みましたが、高井戸辺りで、既に20時10分前。20時ジャストに番組が始まって10分経過した段階でも、私はまだレインボーブリッジの上にいました。「踊る大捜査線」気分です。

20時20分にやっとフジテレビの玄関に着きました。待っていてくれたスタッフと一緒に直ちにスタジオに入りました。もちろんノーチェックです。

既に、林市長、反町・八木アナウンサーはテーブルに座り、維新の会・橋本代表の問題がニュースとして放映されているのを見ているようでした。ニュース番組が終わり、コマーシャルになった段階で、私は席に着き、いよいよ本番です。持って行った資料とパネルを並べると、反町さんから、「パネルは、使わないでください。照明でハレーションを起こすので映らないから言葉で説明してください」と言われました。

さて、困りました。保育が抱えている問題について説明するには、いろいろなことを説明しなければならず、パネルを使えば短い言葉で説明できる考えていたからでした。

そのパネルを使ってはいけない。説明の手立てを奪われた私は、本当に困っていたのです。幸い、林市長は結構長い時間、橫浜方式について説明してくれましたので、気持ちを取り直すことができました。

私への最初の質問は「株式会社運営の保育所についてどう思うか」ということでしたので、やはり「国基準の不十分さ」を説明する以外に方法はないと決心しました。

その時、使おうとしていたパネルはこれです。この図は共励保育園の保育士・山村由希子が描いてくれたもので、国の保育士配置基準で保育をする4月の状況を示したものです。

そもそも1対6というのは、六つ子の面倒を見るということです。それを11時間から13時間もの長い間保育する。これは無理です。ですから、地方公共団体は国の基準に何らかの上乗せをして、この人間的でない保育の現状を和らげてくれていたのです。仮に橫浜市が4対1ということで加算をしてくれたとしても、4つ子を面倒見るということですから、イラストの保育士が、オンブにダッコ、それに保育士のエプロンをつかんでいる子、泣いて寄ってきた子、という具合ですからとても大変なのです。

この、「あまりにも不十分な国基準」ということを理解していただけないとすれば、私がいかに株式会社運営の保育所の問題性を説明しようとしても、チンプンカンプンになってしまうでしょう。私は、このイラストを使う事を禁止されてしまったのです。

もっとも、全くの打ち合わせなしにスタジオでライブ放送をしたのですから、反町さんとしても、事前に了解していないようなイラストを使うということについては、許可はできなかったのでしょう。

そのような訳で、私の前半の説明は、よく理解されないものになってしまったと思いますが、それでもその場に私を置いてくださり、質問を投げかけてくれましたので、私はちょっとは救われたのだと思います。

番組を見始めた段階で、息子や妻は、「どうなるだろうか、ハラハラ・ドキドキした」と言っていました。

(続く)


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