共励保育園の騎馬戦(運動会・アンケートから)


運動会

一昨年、初めて共励の運動会に参加した。娘から渡されたプログラムを見て、「この保育園は騎馬戦をやるんだ」と思ったことを覚えている。そして3度目の運動会。騎馬戦は今年も健在で、私は今、騎馬を組んで娘を乗せている。

おそらく、子供たちの多くは、騎馬戦が好きなのではないかと思う。
第十小学校の近くに元横山公園という公園がある。「かつて」回転式のジャングルジム(グローブジャングル、とも呼ぶそうです)があった。男の子も女の子も、すごい早さでグルグルと回転させては、ぶら下がって楽しんでいた。激しい動きの遊びが好きな子は結構いるのだろう。その遊具だけは、絶えることなく誰かが遊んでいたのを覚えている。

その遊具は、今は無い。その類の遊具もまた、年々、姿を消しているように思える。
理由は想像に難くない。

限定されたリスクの芽を摘むことと同時に、遊びを通して楽しみながら身体能力を向上させていく機会も、社会性をやしなっていく機会も摘まれてしまう。怪我をする場合であってさえも、子供たちは、そこから痛みを知り、何が危険かを分かっていき、そして、痛みを乗り越える強さを培っていくはずだ。
長田理事長の著書名を真似させていただくが、「リスクを未然に回避すること」が奪う本当はもっと大切なものが、消えゆく遊具、そして消え行く競技の中には、ある。

「騎馬戦だなんて、怪我したらどうするんですか!」
そんな批判が飛んできそうな世の中の流れに、共励保育園は、「リスクを負ってでも、本当はもっと大切なものを守る」という信念を持って完全と立ち向かっているように見える。その姿勢は、騎馬に跨がり整然と並んだ幼くもすが凛々しい騎馬武者たちの姿と相俟って、爽快そのものだ。

合図が鳴り、騎馬が一斉に動き出す。子供たちは夢中で相手の兜を追いかける。
いつか、この子たちが親となり、騎馬を組んで我が子を乗せる日が訪れて欲しい。騎馬戦という競技が残り続けて欲しいと願わずにいられない。

兜を取った! 娘が高々と掲げた兜を私は見上げた。
その先に広がる空が青かった。                (5歳児保護者)

 

年長組の保護者から以上のようなアンケートをいただいた。嬉しかった!
安全やリスク回避が優先される保育園の世界だが、騎馬戦を続けていこうという勇気をいただいた。もちろん、安全に対する最大の注意を払いながら!

共励保育園の運動会・騎馬戦に、人が生きていくための本質を、見事に文章で捉えていただいた。

私はこの方の熱烈なファンになった。


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